いびきによる喉の痛みは、口呼吸による乾燥や、大きないびきの振動によるのどへの負担が関係していると考えられています。
この記事では、喉が痛くなる仕組みと、朝からできるセルフケアを整理しました。
睡眠に関する基本情報は厚生労働省の「e-ヘルスネット」でも確認できます(厚生労働省 e-ヘルスネット「睡眠時無呼吸症候群」)。
いびきで喉が痛くなる理由、結論のまとめ
いびきで喉が痛くなる主な理由は「乾燥」と「振動による負担」の2つです。以下の表にメカニズムをまとめました。
| 原因 | 喉が痛くなる仕組み | 気づきやすいポイント |
|---|---|---|
| 口呼吸による乾燥 | 寝ている間に口が開き、喉の粘膜が乾燥して炎症を起こしやすくなる | 朝起きたときに口の中がカラカラに乾いている |
| いびきの振動による負担 | 大きないびきが続くことで喉の粘膜に繰り返し振動が伝わる | いびきが大きかった翌朝ほど痛みを感じやすい |
| 寝室の乾燥 | 空気が乾燥していると、口呼吸でなくても喉が乾きやすくなる | 冬場や暖房を使う時期に痛みが出やすい |
いびきで喉が痛くなる仕組み
眠っている間にいびきをかいていると、多くの場合は口が開いた状態(口呼吸)になっています。
口呼吸は鼻呼吸に比べて喉の粘膜が外気に直接触れやすく、乾燥しやすい呼吸の仕方です。
乾燥した粘膜は刺激に弱くなり、炎症を起こして痛みにつながるでしょう。
加えて、大きないびきによる振動が繰り返し喉に伝わることも、痛みの一因になると考えられています。
厚生労働省・e-ヘルスネット「睡眠時無呼吸症候群」 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/heart/yk-026.html
喉の痛みがいびき以外の原因によるケースもある
喉の痛みは、いびき以外にも風邪やウイルス感染、声の出しすぎ、アルコールの摂取、水分不足などによって起こることがあります。
いびきをかいていない日にも喉の痛みが続く場合や、発熱・咳を伴う場合は、いびき以外の原因も考えて内科や耳鼻咽喉科への相談を検討しましょう。
朝からできるセルフケア
寝室の湿度を保つ
加湿器を使う、濡れタオルを干しておくなどして、寝室の湿度を保つ工夫がおすすめです。空気の乾燥を和らげることで、喉への負担を軽くすることが期待できます。
口を閉じるテープやマスクを活用する
就寝時に鼻呼吸を促すテープやマスクを使うことで、口呼吸による乾燥を防ぎやすくなります。鼻づまりが強い場合は無理に使わず、まず鼻の通りを整えることを優先しましょう。
起床後にうがいや水分補給を行う
朝起きたときに喉が痛むあなたは、うがいをして粘膜に付着した乾燥や刺激物を洗い流し、こまめに水分を補給することがおすすめです。
本記事で扱っているのは、のどの振動による一般的ないびきです。
いびきがとても大きい、睡眠中に呼吸が一時的に止まっている様子がある、喉の痛みが長期間続くあなたは、睡眠時無呼吸症候群や慢性的な咽頭炎などの可能性もあるため、耳鼻咽喉科や内科への相談がおすすめでしょう。
いびきで喉が痛いことに関するよくある質問
いびきによる喉の痛みは市販薬で対処してもよいですか?
喉が痛いのはいびきではなく風邪の可能性もありますか?
いびきによる喉の痛みは、口呼吸による乾燥といびきの振動による負担が主な原因と考えられています。寝室の加湿や口を閉じる工夫、起床後のうがいなどのセルフケアから始め、痛みが長引く場合や呼吸が止まる様子があるあなたは、医療機関への相談も検討しましょう。
最終更新:2026年8月
