いびきに悩む女性へ|年代とホルモンで変わる原因と向き合い方


「自分がいびきをかくなんて思わなかった」「女性なのにいびきが大きいと言われて恥ずかしい」「いびきが気になって旅行に行きづらい」
そんなふうに感じているあなたへ、この記事を届けます。
いびきは男性特有のものと思われがちですが、女性も年代やホルモンバランスの変化によっていびきをかきやすくなることがあるのです。
厚生労働省の情報サイト「e-ヘルスネット」(https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/heart/yk-026.html)でも、いびきと睡眠の質の関係が紹介されています。
この記事では、女性にいびきが増える理由・年代別のおすすめの対処法・セルフチェックの方法まで整理しましたので、いびきについて気になるあなたの参考にしてください。

厚生労働省・e-ヘルスネット「睡眠時無呼吸症候群」 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/heart/yk-026.html

目次

女性のいびき:年代別の傾向早見表

女性のいびきは年代によって背景が異なることがあります。
あなたの状況に近いものがないか確認してみましょう。
まずは全体像をつかんでから、それぞれ詳しく見ていきます。

年代主な背景おすすめの対処法
20〜30代生活習慣・疲労・飲酒生活リズムの見直し
妊娠期体重増加・むくみ・ホルモン変化横向き寝、産婦人科への相談
更年期前後ホルモンバランスの変化、筋力低下口周りの筋力トレーニング
閉経後女性ホルモンの減少体重管理、医療機関への相談

いびきをかく女性は年々増えているといわれており、「自分だけ」と抱え込まず、年代に合ったおすすめの対処法を知ることが大切です。
まずはあなたがどの年代の傾向に近いか、じっくり確認してみましょう。

女性にいびきが増える理由

女性がいびきをかきやすくなる背景には、体質だけでなくホルモンバランスの変化が関係しています。
順番に見ていきましょう。

女性ホルモンと気道の関係

女性ホルモンには、喉まわりの筋肉の緊張を保つ働きがあるとされており、その分泌量の変化が影響するとされています。
そのため、ホルモンバランスが乱れると喉の筋肉が緩みやすくなり、いびきをかきやすくなることがあるのです。

更年期による変化

更年期になると女性ホルモンの分泌量が減少し、喉まわりの筋力が低下しやすくなります。
「若い頃はいびきをかかなかったのに、更年期を境に増えた」という声も多く聞かれることがあり、決して珍しいことではありません。
年齢による自然な変化のひとつとして捉えましょう。

妊娠中の体の変化

妊娠中は体重の増加やむくみ、ホルモンバランスの変化によって、いびきをかきやすくなる女性が多いとされています。
出産後に自然と落ち着くケースもありますが、気になる場合は無理に我慢せず、産婦人科に相談してみるのがおすすめです。

男性のいびきとの違い

女性のいびきには、男性とは異なる特徴やおすすめの対処ポイントがあります。
まずはその違いを理解しておきましょう。

自覚しにくい傾向がある

女性は「自分がいびきをかくはずがない」という思い込みから、家族に指摘されるまで気づかないことが多い傾向があります。
パートナーや友人との旅行で初めて指摘されたというケースも少なくありません。
日頃から自身のいびきについて知る機会が少ないことも、この傾向の背景にあります。

相談しづらいと感じるケースが多い

いびきについて周囲に相談しづらいと感じる女性は多く、一人で悩みを抱え込んでしまうケースも見られます。
いびきは体質だけの問題ではないため、恥ずかしいと思わず、おすすめの対処法を試してみましょう。

年代別・今日からできるおすすめの対処法

女性のいびきに対して、年代やライフステージに合わせたおすすめの対処法を紹介します。
あなたの年代に近いものから試してみましょう。

20〜30代におすすめの対処法

生活リズムの乱れや疲労、飲酒がいびきの主な要因になりやすい年代です。
寝る前の飲酒を控える・睡眠時間を確保するといった生活習慣の見直しがおすすめになります。

妊娠期におすすめの対処法

横向きで眠る、抱き枕を使うといった姿勢の工夫がおすすめです。
体重管理は妊娠中には難しい面もあるため、無理をせず、気になる場合は医師に相談しながら進めましょう。

更年期前後におすすめの対処法

喉まわりの筋力低下が背景にあるため、口周りの筋力トレーニングがおすすめです。
「あいうべ体操」のような簡単な運動を毎日の習慣にすることで、たるみによるいびきのケアが期待できます。

閉経後におすすめの対処法

女性ホルモンの減少によって男性と同程度にいびきをかきやすくなるといわれる年代です。
体重管理や横向き寝に加え、症状が強い場合は医療機関への相談もおすすめになります。

女性でも注意が必要ないびきのサイン
睡眠中に呼吸が止まる様子がある・大きないびきの後に急に静かになる・日中に強い眠気があるといった場合は、女性であっても睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。
「女性だから大丈夫」と思い込まず、気になる症状があれば医療機関へ相談することがおすすめです。

女性のいびきと美容・健康への影響

いびきは睡眠の質にも関わるため、女性の美容や健康にも影響することがあります。
おすすめの対処を続けることは、見た目や体調を整えることにもつながるかもしれません。

睡眠の質の低下

いびきをかいている間は、呼吸のたびに軽い覚醒が起きていることがあり、深い眠りが妨げられやすくなります。
「寝ても疲れが取れない」と感じる場合は、いびきによる睡眠の質の低下が関係しているかもしれません。
睡眠時間は足りているのに疲労感が抜けないというあなたは、一度いびきの有無を確認してみるとよいでしょう。

肌や体調への影響

睡眠の質が下がると、肌の調子や日中の集中力にも影響が出やすくなるとされています。
いびきの対処は、見た目や体調を整えるうえでもおすすめの取り組みといえるでしょう。

気持ちの面への影響

「いびきをかいているかもしれない」という不安から、旅行や合宿、友人との外泊を避けてしまう女性も少なくありません。
いびきへの対処は、こうした気持ちの負担を軽くするためにもおすすめの取り組みです。
あなたに合った方法を見つけることで、旅行や外泊にも自信を持って臨めるようになるでしょう。

女性のいびきセルフチェック

あなたのいびきがどのタイプに近いか、次のポイントを確認してみましょう。
当てはまる項目が多いほど、対処のヒントが見えやすくなるかもしれません。

最近急にいびきをかくようになった

今まで指摘されたことがなかったのに急にいびきをかくようになった場合は、体重の変化やホルモンバランスの変化、ストレスによる睡眠の質の低下などが関係している可能性があります。
心当たりのある変化がなかったか、振り返ってみるとよいでしょう。
仕事や環境の変化があった時期と重なっていないかも、あわせて確認してみるのがおすすめです。

生理周期でいびきの強さが変わる

女性ホルモンの分泌量は生理周期によって変動するため、時期によっていびきの強さが変わると感じるケースもあります。
周期とあわせて記録してみると、あなたの体との関係が見えやすくなるためおすすめです。
生理前後の体調変化と一緒にメモしておくと分かりやすいでしょう。

日中の疲れやすさも一緒に確認する

いびきに加えて、日中に強い眠気や疲れやすさを感じる場合は、睡眠の質が下がっているサインの可能性があります。
いびきの音だけでなく、体調の変化もあわせてチェックしておくのがおすすめです。
少しの変化でも記録に残しておくと、後から振り返りやすくなります。

パートナーや家族との向き合い方

女性のいびきは、パートナーや家族との関係にも影響することがあります。
おすすめの向き合い方を紹介しますので、参考にしてみてください。

一人で抱え込まない

「恥ずかしいから言わないでほしい」と隠してしまうケースもありますが、一人で抱え込むとストレスが大きくなりやすいものです。
身近な人に相談することも、いびきと向き合う第一歩としておすすめになります。
同じ悩みを持つ女性は意外と多いことも知っておくと、気持ちが軽くなるかもしれません。

一緒に対策を考える姿勢を持つ

パートナーがいる場合は、「一緒に睡眠環境を整えたい」という姿勢で共有すると、協力してもらいやすくなります。
寝室の湿度管理や枕の見直しなど、二人で取り組めるおすすめの対策もあることをおさえておきましょう。

子どもや家族への影響も考える

同じ部屋で眠る家族がいる場合、いびきの音が子どもの睡眠に影響することもあります。
家族全体の睡眠環境を整えるという視点で対策を考えると、前向きに取り組みやすくなるでしょう。
あなただけの問題と捉えず、家族みんなが快適に眠れる環境づくりとして考えるのがおすすめです。

こんな場合は医療機関に相談を

セルフケアを続けても変化が見られない場合や、呼吸が止まる様子がある場合は、耳鼻咽喉科やいびき外来への相談を検討しましょう。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会(https://www.jibika.or.jp/)のサイトでも、いびきに関する情報が紹介されています。
女性のいびきは相談しづらいと感じるケースも多いですが、医療機関に相談することで、あなたの年代や体質に合ったおすすめの対処法が見つかりやすくなるでしょう。
受診の際は、いびきの音や頻度に加えて生理周期や妊娠・更年期といった体の変化もあわせて伝えると、原因の特定がスムーズになることがあります。
あらかじめメモにまとめておくのもおすすめです。

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 https://www.jibika.or.jp/

女性のいびきに関するよくある質問

女性のいびきについて、あなたも気になるであろう、よくある質問をまとめました。

女性でもいびきをかくのは普通ですか?
はい、女性も体質やホルモンバランスの変化によっていびきをかくことは珍しくありません。
「女性だから」と気にしすぎず、原因に合った対処法を試してみることがおすすめです。
妊娠中のいびきは出産後に治りますか?
体重やホルモンバランスが落ち着くことで、出産後に自然と軽くなるケースもあるようです。
一方で、気になる症状が続く場合は、産婦人科や耳鼻咽喉科に相談してみましょう。
更年期のいびきにおすすめの対策はありますか?
喉まわりの筋力低下が背景にあることが多いため、口周りの筋力トレーニングや横向き寝がおすすめです。
症状が強い場合は、医療機関への相談も検討しましょう。
パートナーにいびきを指摘されたらどうすればいいですか?
恥ずかしいと感じるケースも多いですが、いびきは体質やホルモンバランスによるものなので、気にしすぎる必要はありません。
まずは生活習慣や寝る姿勢を見直し、変化が見られない場合は医療機関に相談することがおすすめです。
女性用のいびき対策グッズはありますか?
サイズが小さめに作られた口閉じテープや、コンパクトな鼻腔拡張テープなど、女性の顔立ちに合わせたおすすめのグッズも販売されています。
まずはあなたのいびきのタイプに合ったグッズから試してみるとよいでしょう。
パッケージが目立たないデザインのものも増えており、持ち運びやすい点も魅力です。
まとめ
女性のいびきは、20〜30代の生活習慣によるものから妊娠期・更年期・閉経後のホルモンバランスの変化まで、年代によって背景が異なります。
急にいびきをかくようになった場合や、生理周期で強さが変わる場合は、体の変化のサインとして捉えてみましょう。
男性のいびきとは異なる特徴がある点も理解しておくと、対処法を選びやすくなります。
年代に合ったおすすめの対処法を知り、恥ずかしいと抱え込まずに向き合うことが大切です。
パートナーや家族がいる場合は、一人で悩まず一緒に対策を考える姿勢も大切なポイントとなります。
いびきは睡眠の質や美容・健康にも影響することがあるため、セルフケアで変化が見られない場合や気になる症状がある場合は、体質だと決めつけず耳鼻咽喉科へ相談することがおすすめです。

最終更新:2026年8月15日更新

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